拝殿から太鼓橋でつながっている奥に鎮座するのがご本殿。ご本殿には覆屋が被さっているので、外からはほとんど見ることができない。ご本殿の外部は、全体にわたって彫刻で装飾が施されている。
先ず、約7mのまっすぐな青竹を芯にしてその周りを稲わらで覆う。わらが崩れないように縄で仮止めをしておく。
次に、仮止めされたわらをみんなでいきをあわせ転がしながら、周囲を縄で巻く。年番町会以外の3町会がそれぞれこのような太いしめ縄を1本ずつ作る。
各町会が作った3本のしめ縄をいちょうの木に括り付けて固定する。みんなで力を合わせて、これら3本のしめ縄を”三つ編み”にして、鳥居の前に奉納する大しめ縄にする。
大しめ縄保存棟の屋根の下に滑車を使っ持ち上げ括り付ける。最後に3本の化粧縄で装飾を施す。
奉納された大しめ縄。町会の参加者が力を合わせて作ったまさに赤城神社のシンボル。
急速に開発が進む流山市にあって、これほどの神域を感じさる社叢林(鎮守の森)を持つ神社は、市内において赤城神社の他にはないであろう。
拝殿・ご本殿の間近にも巨木がそびえたつ神社。それが赤城神社です。